市民の憩いの場・勾当台公園。芝生や壁泉などが美しいゾーンで、地下鉄乗り場の近くに立つ男女の彫刻、どうしてここに設置されているのか不思議に思ったことはありませんか。
「公園内のいこいのゾーンにあるこの彫刻は、『季の杜に』という作品で、平成元年に制作されました。寄り添う男女が現在、過去、未来をそれぞれ感じている様子を表現しています」とは、彫刻のあるまちづくり応援隊代表の村上道子さん。
昭和52年、仙台市制施行88周年を記念し、“街の中に芸術的な空間を創り出そう”とのコンセプトのもとに始まったのが、仙台市彫刻のあるまちづくり事業。仙台市内の公園緑地に1年に一作品ずつ整備し、平成13年までに24作品を設置しました。『季の杜に』はその中の12作品目になるそう。
また同事業では彫刻を設置する場所を決め、その後、場所の雰囲気にあった彫刻家を選ぶオーダーメイド方式を採用。都心のモダンな勾当台公園には、日本の著名具象彫刻家・一色邦彦さんの作品がふさわしいと選定されたとか。
